Cloudflare Workersでできること入門|サーバーレスで何が作れる?
「Cloudflare Workers ってよく聞くけど、結局何ができるの?」——エッジで動くサーバーレス実行環境の Workers で作れるものを、入門者向けに具体例で整理する。結論を先に言うと、APIサーバー・サイトの動的処理・画像変換・認証など、サーバーを持たずに幅広く作れる。しかも無料枠が大きい。
Workers とは何か
Workers は、Cloudflare の世界中のエッジ(ユーザーに近いサーバー)でコードを動かす仕組みだ。サーバーの管理が不要で、リクエストが来たときだけ実行される(サーバーレス)。ユーザーに物理的に近い場所で動くので、レスポンスが速い。
できることの具体例
① APIサーバー
軽量なREST APIやWebhookの受け口を作れる。データベースには Cloudflare の D1(SQLite) や KV を組み合わせる。
export default {
async fetch(request, env) {
return Response.json({ message: 'Hello from the edge' });
},
};
② サイトの動的処理・SSR
静的サイトに動的な処理を足したり、フレームワークのサーバーサイドレンダリングをエッジで動かせる。
③ 画像・データの変換
リクエストに応じて画像をリサイズしたり、レスポンスを書き換える「プロキシ的」な使い方も得意だ。
④ 認証・アクセス制御
リクエストを受けて認証チェックやリダイレクトを挟む、といったエッジでの制御に向く。
無料枠と始め方
Workers は無料枠が大きく、個人開発や小規模ならほぼ無料で運用できる(最新の枠は公式で確認)。始め方はシンプルだ。
npm create cloudflare@latest
ウィザードに従うと、雛形作成からデプロイまで一気に進む。
注意点: Node.js とは前提が違う
Workers は Node.js ではないので、process.env で環境変数が読めない(env バインディング経由で渡す)など、Node.jsの常識が通じない箇所がある。最初はここでつまずきやすいので、公式ドキュメントを横に置いて進めるとよい。
まとめ
- Workers はエッジで動くサーバーレス実行環境
- API・SSR・画像変換・認証など幅広く作れる
- 無料枠が大きく個人開発に向く
- Node.jsとは前提が違う点(env等)に注意して始める